いつの時代も赤ちゃんの名付けは悩むところよね。日本でもその時代の流行っている名前があるけれど、フランスはどうなってると思う?
その時代の人気の名前なので仕方ないですね、日本でもゆなちゃんやれんくんはきっと学校に何人かいるでしょう。
2019〜2019年くらいのデータですが、10年くらいは人気の名前はかわらずこのトップ20くらいの中に入っていると思います。
日本は2〜3年くらいの短い期間で人気の新しい名前がでてきていますが、フランスはそれに比べると新しい名前はあまり出てこない気がします。
女の子の名前トップ20
女の子からいききます。
- Emma (エマ)
- Louise (ルイーズ)
- Jade (ジャッド)
- Alice (アリス)
- Chloé (クロエ)
- Lina (リナ)
- Mila (ミラ)
- Léa (レア)
- Manon(マノン)
- Rose(ローズ)
- Anna(アナ)
- Inès(イネス)
- Camille(カミーユ)
- Lola(ローラ)
- Ambre(アンバー)
- Léna(レナ)
- Zoé(ゾエ)
- Juliette(ジュリエット)
- Julia(ジュリア)
- Lou(ルー)
お気づきだと思いますが、短い名前が人気です。
ひと昔前は、女の子の名前だと、フランソワーズ、マリー=テレーズ、クリスティーヌ、ヴェルナデット、ドミニーク、みたいな、いかにもおフランスな長めの名前がつけらてれいましたが、最近はあまり聞きません。
上記のような長い名前だと年配の方かな、と思ってしまいます。
男の子の名前トップ20
- Gabriel(ガブリエル)
- Louis(ルイ)
- Raphaël(ラファエル)
- Jules(ジュール)
- Adam(アダム)
- Lucas(リュカ)
- Léo(レオ)
- Hugo(ユゴー)
- Arthur(アルチュール)
- Nathan(ナタン)
- Liam(リアム)
- Éthan(エタン)
- Maël(マエル)
- Paul(ポール)
- Tom(トム)
- Sacha(サシャ)
- Noah(ノア)
- Gabin(ガバン)
- Nolan(ノラン)
- Enzo(エンゾ)
やっぱり短いですね〜。昔よくあった2つのパートに分かれてる名前、ジャン=クリストフとか、ピエール=アレクサンドル、ジャン=バティストとか最近は全く聞かないです。
名付けの傾向
伝統的でも短い名前が人気
フランスでは、大体の名前に起源があるし、日本のように音の組み合わせで名前を作っていくようなことはないので、無限に名前の種類が増えていくことはありません。
日本だと「結」と「愛」という漢字がすてきだから、組み合わせて「結愛」そして「ゆな」と呼ばせる、などのように名前を作っていくことができます。フランスの名前ではそういうことはありません。
新しいGabin(ガバン)という名前のように、ラテン語の「Gabinus」から取ってきているように起源のある名前を少し呼びやすくしたりというのはあります。
昔からフランスでも使われ続けてきた短い名前は、根強い人気ですね。
女の子なら、エマとかイネス。
男の子なら、ルイやポールはずっと使われてきています。
短いと呼びやすいし、書きやすいので便利ですね。
グローバルに世界で通用する名前も人気
あとフランスでも外国の名前をつけるという人もいます。
オリジナリティーを求める人は、日本の名前をつけたいという人もいるかもしれません。
30年前に「Dances with Wolves」などの映画でケヴィン・コスナーがフランスでも超人気のなった時、Kevin(ケヴィン)という赤ちゃんがものすごく増えました。
ケヴィンはフランスにはほぼなかった名前なので、ほんの一時期ものすごく流行って、その後はあまり使われなくなってしましました。
フランス語の響きはかわいいし、短い名前は日本人が赤ちゃんにつけても良い名前が多いと思うのですがいかがでしょうか?