フランス旅行を考えている方に向けて、これだけは気をつけてやらない方がいいと思うことをリストアップしてみました。
日本の高級フランス料理店に行くときのマナー集ではありませんので、気をつけてください!
高級店でのテーブルマナーとしては、たとえば、
- スープは手前から奥にスプーンを動かしてすくう
- 中座の時はナプキンを椅子の背にかける
- お皿の上が最後まで綺麗に見えるように食べ方の順番を考える
のような堅苦しいことはいいません。
実際こういう食べ方をしているフランス人はほとんど見ないのでこういった細かいことは気にしなくて大丈夫です。
ただ、やってしまうと眉をしかめられてしまうマナーもありますので、そこだけ気をつけた方がいいと思います。
日本では大丈夫なことも、フランスや他の国ではよくは思われない行動があります。
郷に行っては郷に従えなので、フランスに行く方は、フランスの現地の人が気をつけているマナーを知っておく必要があります。
もくじ
食事中に絶対やってはいけないこと
① 音をたてて食べない
まずは絶対にクチャクチャと音を立てて食べないで。
口を開けたまま食べるのも論外。
日本ではお蕎麦など音をたてるのはOKで、日本にいる限り変える必要なしなのですが、フランスに来てスパゲティーを音を立ててすする日本人が本当に多いです。
これをすると周りから注目を浴び、軽蔑の視線を受けることになりますので注意。
② ゲップしない!
ゲップもダメ!
アラブの国では、食事での感謝を示すのに、「ゲップで感謝を示す」のがマナーなので、その場合は一向に構いませんが、フランスの普通のレストランではご法度です。
出そうになったら、音がなるべく出ないようがんばって!
③ 大声でおしゃべりしない
それから、日本人は普段は静かなのにレストランではグループになると大声ておしゃべりをしているのをよく見ます。
とくに若い女性のグループ。
周りと比べてみてください。
そこだけ居酒屋で盛り上がっているような場違いな状況があります。
フランス人はおしゃべり好きですが、他の客の邪魔になるような大声を張り上げて喋ったり笑ったりは、レストランではしません。
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気をつけたいマナー
④ 挨拶をする
レストランにかぎらず、フランスでは、客と従業員という関係ではなく、常に個人と個人の関係に近いところがあります。
つまり、ウェイターが何か持ってキレくれたらその行為に対して、客であっても「メルシー(ありがとう)」と返し、感謝を伝えること。
店に入る時は、無言ではなく「Bonjour(ボンジュール)こんにちは」、帰る時は「Au revoir (オ・ルヴォワール) さようなら」と挨拶することが大事です。
ブティックなどに入る時も「Bonjour」と言います
言わないと「嫌な感じ」の客になってしまいます
⑤ 場所の雰囲気に合わせたファッション
特に高級レストランにはジーンズなどのカジュアルな服装ではなく、ファッションも場に合わせた物を選ぶように注意してください。
服装や立ち居振る舞いで判断されてしまうので、場に合わないファッションだとぞんざいな扱いを受けてしまうかもしれません。
⑥ レディーファーストに気をつける
ウェイターもワインを注いでくれる時は、まずテーブルの女性客から注いでそれから男性客です。
ドアから入る時も、男性がドアを開け、女性が前を歩きます。
女性にお酌をさせるのはもってのほか。
男性が動いていろいろしてください!
⑦ 姿勢良く座り堂々とする
姿勢良く座りましょう。
せっかくおしゃれして素敵なドレスを来ていても猫背だと台無しです。
堂々としながらもマナー良くすることが大事です。
店もお客の様子を見ているので、サービスも違ってきてしまいます。
その他以外と知らないこと
フランス料理には必ずパンが出てきますが、パンはメインの料理と一緒に食べるものなので、バターなどが添えられていないこともあります。
パンは最初に出された時に全て食べてしまわないで、メインの料理と一緒に食べましょう。
なくなったら追加で頼むことは大丈夫です。
お会計はテーブルですることが多いです。
食事が終わったらウェイターに「L’addition s’il vous plaît ? (ラディッション・シル・ヴ・プレ)お会計おねがいします」と言うと、レシートをテーブルまで持ってきてくれます。
チップは任意なので、アメリカのように15%くらいを必ず上乗せする必要はありません。
サービスが悪くなければ、1人2ユーロくらいおけば十分です。