フランスのバーゲン期間のことを「Soldes(ソルド)」と言います。
ソルドは年2回と決められていて、それ以外の期間でソルドはやってはいけない決まりです。
次回のソルドの期間はこちらです。
2019年6月26日(水)~2019年8月6日(火)
フランスのソルドの基礎知識
年に2回、冬と夏にそれぞれ6週間の期間で開催されます。
夏のソルドは6月の最終週の水曜日から6週間
冬のソルドは1月の第2週目の水曜日から6週間
フランスのソルドの期間は国の法律で決まっています。
それ以外の期間には「ソルド」と銘打っての大掛かりなバーゲンはできないことになっています。
バーゲン用商品を作って売るのではなく、シーズン中に店頭に普通に置いていた商品に値引きがされます。
洋服などのお店だけでなく、家電や家具など、ありとあらゆるお店が「ソルド」をやります。
期間は6週間ですが、前週にはシークレットセールのような、そのお店の会員限定で値引きをしていたり、終了後もソルドの売れ残り品を店の片隅にひっそりかためて値引き品として売っていたりします。
ソルドに盛り上がっちゃうフランス人
最初の1週間くらいは、どこのお店も激混みです。
平日に、どっからきたの〜というくらいお店にフランス人がやってきます。
ソルド開始日当日の朝8時から解禁なので、いつもの開店時間よりも早くお店を開けるとこともあります。
スーパーマーケットでもソルドをやります。
生鮮食料品などのセールはないですが、フランスの大型スーパーマーケット(ハイパーマーケット)は家電なども置いてあるので、そういった大型商品の値引きを狙って開店前から店の前で待っている人がいます。
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ソルド期間6週間の内訳
ソルド開始当初は、30%くらいまでの値引きが多いですが、いきなり50%くらいの値引きを行うところもありあります。
ソルド前に皆が狙いを定めているような目玉商品は1週目で売れてしまうことが多く、2週目の水曜日が来ると早速さらなる値引きを行います。
2週目くらいからの値下げが
La 2ème démarque (ラ・ドゥジエム・デマーク)といって、「2度目の値下げ」 という意味です。
段階的に値引きを行い、ソルド後半になってくると、
Dernière démarque (デルニエ・デマーク)という「最終値下げ」の値札が下がります。
4週目以降くらいなると70%、80%くらいの値引きがあり、掘り出し物がみつかるかもしれませんよ。
ソルド期間に合わせてフランス旅行を計画してみてはいかがですか?