現在は日本に帰ってきているのですが、フランスでは15年以上暮らしていました。
フランス人と結婚したということもあり、結婚当初はフランス料理がどんなものかも全くわかっていませんでしたが色々と勉強したものです。
そしてフランス人の家族や友人と触れ合ううちにフランスの飾らない家庭料理や本当に簡単で素朴な、でも美味しいフランス料理というものがあるということがわかりました。
フランスの食卓では季節のものを大事にしています。
スーパーマーケットでは年中同じ野菜や果物を買うことはできますが、季節のものはやはりおいしく安いです。
普段は時間をかけない簡単な調理法で、週末友人を呼んで夕食会をするときは、前菜からデザートまでちょっと手の込んだ料理をつくりプレゼンテーションにも気を使います。
素材を大切にし、それでいて創意工夫、見たの美しさにもこだわる料理。
フランス料理はこういった面では、一見全く違うと思われる日本料理とも似ているところがありますね。
もくじ
フランス料理のレシピ本【簡単編】
いちばんやさしいシンプルフレンチ
人気料理家サルボ恭子さんの簡単フレンチのレシピ。
材料は揃えやすいもの5つ以内、調理時間30分でフランス料理ができちゃいます。
料理も3ステップで簡単なものばかり。
サルボ恭子のスープ
フランスではスープが夕食ということも珍しくはありません。
スープは「飲む」ものではなく「食べる(manger)」ものという位置付けです。
ひよこ豆やレンズ豆などを野菜と一緒に入れれば栄養たっぷり、満足感もある立派なディナーの出来上がりです。
フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる
フランス人は、バターやチーズ、肉料理を多く食べるイメージがありますが、野菜や果物もかなり多くとります。
野菜の食べ方は、サラダか、蒸し料理か、オーブン料理。
切って炒めてという以外の野菜料理って意外と簡単なんですよね。
沢尻リラさんの家庭でつくる地中海料理
女優の沢尻えりかさんのお母様の北アフリカ料理のレシピ本です。
フランス料理ではありませんが、歴史的にも深い関係のある北アフリカの料理はとても人気があります。
ヘルシーで美味しい家庭で簡単に作れる地中海料理のレシピ。
平野由希子のル・クルーゼ料理
平野由美子さんはル・クルーゼを使ったレシピ本を昔から多く出していらっしゃって、私も何冊か持っています。
これは基本編。
ル・クルーゼは「素材を生かす」、「簡単な」料理がおいしくできるとても便利な調理器具です。
おまけにテーブルにそのまま出してもおしゃれ!
22cmくらいのココット・ロンドが1つあると非常に便利です。
水なし調理で肉じゃがや煮物などの和食もできてヘルシー、おいしいですよ!
200年の歴史を持つ、フランスの鋳物ホーロー鍋。熱が逃げにくく、焦げにくく、材料を入れても温度が下がりにくいといった長所を持っていて、シェフをはじめ、料理家愛好家に定評のある機能的な鍋として知られています。長持ちし、フランスでは母から娘へ受けつがれ大切にされている鍋。
フランス料理のレシピ本【もてなし編】
フライパンでできる本格フレンチレシピ
肉料理、魚料理、前菜からデザートまでオーブンがなくても作れるフランス料理の基本が紹介されています。
アペロ フランスのふだん着のおつまみ
アペロ(アペリティフ)は、「食前酒」という意味のフランス語ですが、フランスで家族や友人が集まって食事をとる場合、いざ食事の前に「アペロ」の時間があります。
食前酒を飲みながらおつまみ的なものを食べて談笑する時間です。
30分から小1時間くらいアペロをやってるといつの間にかお腹いっぱいになってたりします。
日本ではあまり「アペロ」はしないかもしれないですが、お酒のおつまみにはぴったりで、ちょっとおしゃれなレシピが多いので参考になるかと思います。
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ル・コルドン・ブルーのフランス料理基礎
世界で最も権威のあるフランス料理の学校「ル・コルドン・ブルー」東京校の主任を務めていた著者が、「フランス料理」の基礎をしっかり教えてくれる。
おすすめお菓子本
フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来
フランスの伝統的なお菓子を100点以上紹介している図鑑本。
レシピではありません!
お菓子の由来や背景にある物語なども交えて紹介されています。
フランスの素朴な地方菓子
こちらもフランスの伝統的な地方のお菓子を紹介した本。
美味しそうで見ているだけで幸せな気持ちになります。
それぞれのお菓子に歴史あり!