学校生活

コロナで中止の都立高校の修学旅行はどうなったか

沖縄修学旅行は都立高校でも中止

都立高校に限らずですが、新型コロナ感染症の影響で今年の修学旅行が中止になった学校がほとんどだと思います。

入学式や卒業式も従来の形では行えず、学園祭や体育祭などの学校行事も中止や内容変更を余儀なくされた1年でした。

カテナ
カテナ
学校行事や修学旅行などのイベントが日本の学校に通う楽しみの1つでもあったのでとても残念…

ちなみにフランスの高校では日本のように1学年の生徒が全員そろって行く宿泊タイプの修学旅行はありません。

フランスの中学や高校では第1外国語と第2外国語を勉強するのですが、

例えば第2外国語としてスペイン語を選択した生徒たちがスペイン語の先生と1週間程度の語学研修旅行にスペインへ行くというようなことはあります。

でもその場合も担当の先生によるので、面倒見が良く語学研修旅行を企画してくれる先生にあたればラッキーというところで、全ての生徒が行けるわけではないのです。

こういった語学研修旅行も楽しいですが、特別なグループだけでの旅行なので日本の学校で行うような修学旅行とは全く違いますね。

せっかくの日本での高校生活なのに、修学旅行なし、学園祭なしかあ。。残念です。

 

都立高校の修学旅行先は沖縄が一般的

うちの子が通っている都立高校もそうですが、ほとんどの都立高校では修学旅行の行き先は沖縄が一般的のようです。

ミルキー
ミルキー
私立高校とかだと台湾やマレーシアなどの外国も人気みたいね
カテナ
カテナ
海外への修学旅行は当然今は無理なので、私立高校では早めに中止になっていたのかもしれないですね

 

沖縄といえば一昨年には、首里城の火災とという不幸な事件がありました。

修学旅行の目玉であった首里城正殿などの主要な建物の観光はできなくなりましたが、それでも去年の修学旅行はなんとか実現できていました…

例年、修学旅行は2年生の12月に行くのですが、去年はコロナが日本で確認される前だったので沖縄に行くことができたわけです。

首里城正殿を見ることはかないませんでしたが…

それでも、いまから思えば修学旅行に行けただけでもよかったのかなと。

今年は中止になってしまったわけですから。

 

新型コロナによる時短、分散登校

当時の2年生が修学旅行を終えた、令和元年12月。

中国武漢で新型コロナウィルスの最初の感染が確認されたと言われているのが大体この頃。

日本での最初の感染者が発表されたのがその翌年、令和2年1月14日です。

その後、2月には東京都教育委員会からのお達しにより、通学は時短、分散登校となりました。

そして最初の緊急事態宣言へ…

改正新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、緊急事態宣言を発出いたします。
緊急事態措置を実施すべき期間は、本日、令和2年4月7日から5月6日までの1か月間とし、実施すべき区域は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、及び福岡県の7都府県とします。(引用:首相官邸公式ホームページ

 

4月には進級、新学年となり、クラス替えがあって新しいクラスメートと会えるはず…だったのですが

クラス全員に会えるようになったのはもうしばらく後でした。

当初は令和2年4月6日(月)から5月6日(水)までが休校となっていましたが、「緊急事態宣言」の延長により休校措置も5月31日まで延長になりました。

その後、出席番号で2つのグループに分けられて分散登校が行われたので、違うグループのクラスメートに会ったのは、新学年はじまってからかなり後のことになってしまったというわけです。

部活動は制限され、夏休みは短縮され、体育祭と学園祭は中止になりました。

カテナ
カテナ
休校、分散登校中にはオンライン授業の試みはあったのだけど、いまいちな内容だったのよね…

オンライン授業のサイトがアクセス集中で遅くなったり、落ちたりしましたし、

授業内容も動画の視聴だけだったり、これでちゃんと学習できるのかと非常に不安な内容でした…

ミルキー
ミルキー
オンライン学習は学校も突然のことで対応しきれなかったのだろうね

これを機会にオンライン学習へのスムーズな切り替えへの対応が進むと今後また何かあった時のそなえになると思うのですが。

 

修学旅行の計画と代わりの行事

例年は12月に行く予定の沖縄への修学旅行ですが、今年の2年生に限ってはもうコロナの影響があったので年内の実地は難しいのではないかということで、今年に限り2月に計画されていました。

GOTOトラベルキャンペーンが始まった夏頃には、新規感染者数も落ち着いていたし、2月の修学旅行なら大丈夫なのかなと思っていたのですけどね…

事前の保護者対象の修学旅行説明会でも、もしキャンセルする場合は、キャンセル料のかからない〇日までに決定します、というような説明もあり、中止の可能性はあるもののその時は行けるかなと思っていましたね。

沖縄への修学旅行は、羽田空港に各自集合して飛行機で行くので、当日失敗しないためにも「羽田空港に行く」という校外学習の1日も修学旅行に行く前に計画されていました。

でも12月後半になると感染者数が急激に増え、

校外学習も修学旅行も中止という決定がなされました。

代わりの行事といっても、この状況下で特段楽しいイベントが計画できるわけもなく…

宿泊での修学旅行の新たな計画は無理のようです。

カテナ
カテナ
修学旅行、延期ではなく中止は本当にかわいそうでした。

3年生になってから日帰りでの校外学習の1日が新たに計画されるようですが、行き先や日程などはまだ決定していないようです。

本人たちはそれほど落ち込んでいるようには見えないですが、(ある程度徐々にコロナ感染拡大の状況を見ながら中止の覚悟をしていったのだろうと思います)

部活、修学旅行、入学式、卒業式、学園祭などの思い出がことごとく違ったものへ変えられていくのを見、不憫に思いながらもそれ以外の思い出作りも思いつかない自粛の日々です…

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