カナダやニュージーランドやフィリピンなどに海外留学をする時、短期、長期に限らず現地の家庭にホームステイをすることが選択肢の1つとしてありますね。
色々なメリットがあるので利用する人が多いわけですが、デメリットや現実を事前に調べて理解しておくことが重要だと思います。
日本人はお客様気分で、ホームステイに過度な期待をしすぎているのではないかとちょっと心配になります。
ホームステイのメリットとデメリット
ホームステイのメリット
留学費用を安く抑えられる
現地の家庭の実際の生活が体験できる
ホストファミリーとのコミュニケーションで英語が早く上達する
ファミリーを通した友人が増える
1人で過ごすよりも安心である
ホームステイのデメリット
ホストファミリーの当たり外れ
ホストファミリーのルールに従わないといけない
食事があわないかもしれない
渡航前にできること
ホストファミリーの立場を理解する
確かにホストファミリーの当たり外れはありますが、ホームステイを申し込む側の認識不足からくるものが多いことも事実だと思います。
留学エージェントも斡旋はビジネスだし、ホームステイ先のファミリーもビジネスとして受け入れていることが多いということです。
日本人との文化交流が目的で一緒に楽しく過ごしたいという家庭に当たればラッキーかもしれませんが、そういう家庭ばかりをエージェント側も見つけるのは難しいし、実際はそれほど多くないと思います。
掃除・洗濯・食事の提供は当たり前
買い物や観光に連れて行ってもらえる
文化交流として向こうから積極的に会話してもらえる
ファミリーは経済的余裕のある白人家庭
こういった期待をぼんやり抱いてホームステイしようとする日本人が多いような気がします。
実際は、エージェントを通して支払われるわずかな滞在用費を生活費の一部として期待しているだけの経済的に豊かではない家庭もあります。
移民も多いので、英語も訛りのある家庭かもしれません。
あまり酷い場合は、エージェントを通してファミリーを変えてもらうことも可能ですが、何が普通かそうでないかを事前によく理解しておくことが大切です。
よその家にお世話になるのですから、掃除や洗濯を自分でしたりなるべくお手伝いを申し出たり、水や電気の無駄遣いをしないように気をつけるなど考慮しなければならないことはたくさんあります。
その家庭には家庭のルールがあり、日本でやっていたこと以外もやらなければいけないよう厳しく言われる場合もあります。
ベッドメーキングをしなければいけないとか、バスルームを綺麗に使わなければいけないとか、今までやっていなかったのなら、ホストファミリーに言われてできるようになったと感謝くらいしてもいいかもしれません。
しかし、虐待や差別と思われることはしっかり抗議できるメンタルも必要になってきます。
事前にファミリーにメールで挨拶をする
その時もエージェントを通しました。
エージェントを通してホストファミリー宛に手紙を書くことができたので、かなりのページ数の手紙を書きました。
自分のことをなるべく知ってもらえるように家族やペットのこと、自分の好きなこと嫌いなこと、写真も何枚か添えて自己紹介しました。
短期留学で何がしたいか、ホームステイ先としてどんなことを希望するかなどの要望も書きました。
書いた要望としては、たった1つですが、英語を上達したいので他の日本人とは同じホストファミリーでない方がいいという希望です。
最初は、私1人でそのホストファミリーにお世話になることが決まっっていたのですが、現地に着いてから他の日本人のホストファミリーが急にキャンセルになって、行くところがなくなってしまった子がいて、その子も同じホストファミリーに来ることになりました。
希望は通らなかったのですが、ホテルを予約したわけではないので仕方ないです。
家庭の事情もあるのでエージェントにもどうしようもない場合もあると思います。
それを、お金を払ってエージェントにお願いしているのだから素晴らしいホストファミリーに暖かく迎えてもらうべきだというお客様スタンスでホームステイに行こうとしていると実際とのギャップにがっかりすることになると思います。
正しい留学エージェント選び
良いエージェントを通しても必ずしも素晴らしいホストファミリーを紹介してくれるわけではありません。
エージェントは色々とありますが、コミュニケーションを取りやすくレポンスが早いところが良いと思います。
ホームステイ先とのトラブルや学校での問題があった場合、すぐに相談に乗ってくれるところが良いエージェントです。
現地に行ってからのサポートが手厚いと安心ですね。
【カナダジャーナル】
日本人スタッフがきめ細かいサポートをいたします、安心な留学をするなら【カナダジャーナル】