海外移住をする人が増えています。
税金対策、新しい働き方を求めて、外国のが性に合ってるから…
理由は様々だと思います。
海外移住後の生活は、20年くらい前と比べると状況が全く違ってきています。
理由はインターネットの普及です。
昔は海外移住はとてもハードルの高いものでした。
今は海外が身近になって海外移住のハードルが下がっていると思います。
ネットがなかった時代と比べて
情報収拾が簡単
インターネットがなかった時代のことを想像してみてください。
会社が全てやってくれる駐在は別として、個人で海外移住を考えた時、まず情報を集めるのに苦労します。
移住の方法。ビザの取り方。
現地の治安。現地の気候。住む場所。物価…
インターネットがなかった時代のことを想像するのは難しいかもしれませんね。
現地の生活の情報を知る手段は、現地の知人などがいない場合は、本などの情報から仕入れてくるほかありません。
海外生活ハンドブックみたいな本を買ってきて読み漁る、とか。
実際向こうで生活している人の生の声を聞いたりするのは難しいです。
今はSNSが発達していて、色々な情報が集められるし、海外生活について発信してくれているブロガーさんたちも沢山います。
気軽に質問してみることも可能だし、数年前の情報ではなく新鮮な情報が手に入ります。
ホームシックになりにくい
移住してからのことを考えてみてください。
どれだけ行きたかった場所に行けたとしても、しばらくしたらホームシックにかかることがあるかもしれません。
想像してみてください。
インターネットがないときは、日本の情報を得るのはとても難しいことでした。
日本の情報が欲しいときは、1〜2日遅れの情報が載っている新聞を買うとか。
航空便で日本の雑誌を送ってもらうとか。
テレビでもNHKの国際ニュースを流しているチャンネルがあればいい方です。
まさか違法だったとか…
日本人の多い大都市のオフィスだとまとめて注文をとって1週間に1回オフィスまで配達してくれたりしました。
日本との繋がりは薄いので、そういうのが楽しみでした。
それから、日本の家族や友人とのやりとりは「手紙」ですよ!
手書きで手紙を書いて日本に着くのが1週間以上、そしてすぐに返事を書いてくれるとしてもまた1週間以上。
インターネットがないときは、国際電話も高額でした。
今はIP電話がありますし、SNSなどの電話機能で料金は気にせず話せますよね。
海外移住するべき理由
母国を再認識
思っている以上に「母国」というのは大切で、海外に長く住めば住むほど恋しくなるものです。
ましてや日本は素晴らしい国です。
日本に住んでいるうちは、嫌なところばかり目についてしまい、外国に行きたいと思うかもしてません。
実際のところ、「日本が嫌だから」と理由で海外に行く人は少なくないと思います。
でも行ってみれば、母国が恋しくなるものですよ!
海外に出てからも以外と母国のコミュニティーで固まってしまったり、SNSでも母国語で発信して日本人と情報交換したくなるものです。
ネットとSNSが発達した今、そう行った意味では孤独感は減るのではないかと思います。
視野を広げる
SNSで海外在住の人が日常の生活を、セレブな写真に仕上げて挙げているのを見ると、いかにも自慢で嫌な感じがする、と感じる方もいるみたいですね。
そういう人は海外在住に限らずあると思いますが、海外在住は特に、SNSで孤独感から救われている人が多いのだと思って多めに見てあげてくださいね!
あ、それから私は海外移住を否定するつもりは全然ありません。
海外生活の中で、日本の悪い面も良い面も見えてきます。
海外にいながら日本を見ているとなまぬる〜い環境の中で、危機感なく生活している人が多いなあとか、すごく恵まれた環境なのにわかってないな〜と思うことが多々あります。
日本のことを理解するためにも海外移住はおすすめですよ!