外国人観光客の姿は東京や京都などの大都市だけでなく、
地方でも珍しくなくなってきましたね。
インバウンドのビジネスも好調、日本の文化やおもてなしに喜んで帰ってくれる外国人が増えるのは嬉しいですね。
東京の人の多いエリア、渋谷とか新宿とかでも外国人観光客は非常に多いですが、たまにリュックサックを背中ではなく前に背負っている外国人を見かけませんか?
私はそういう人を見ると東京の治安が心配でスリなどに警戒しているのだなと思います。
人混み等でスリなどに警戒するのは海外ではごく普通です。
東京は、世界的な大都市ですがやはり治安は他国と比べで非常に良いですね。
商店への組織的な強盗も少ないですし、
歩いている人のリュックサックに手を突っ込んでくるスリ集団もほとんどいません。
パリ観光地でのスリや盗難
日本人がシャンゼリゼ通りで9000万円の腕時計を盗まれるというニュースがありました。
(CNN)フランス・パリに滞在中の日本人実業家が、腕にはめていた約9000万円相当の腕時計を盗まれる被害に遭った。
パリ警察によると、男性は現地時間の7日午後9時ごろ、凱旋門やシャンゼリゼ通りに近い五つ星ホテルからたばこを吸いに出たところで、腕時計を盗まれた。
CNN系列局のBFMTVによると、被害者の男性は、近寄って来た男にたばこが1本欲しいと求められ、手を差し出したところ、腕時計を盗まれたという。盗んだ男は現場から逃走した。
盗まれたのはスイスの高級時計メーカー、リシャール・ミルの「トゥールビヨン・ダイヤモンド・ツイスター」で、小売価格は75万7000ユーロ(約8900万円)。高額品だったことから、捜査は組織犯罪捜査部門に引き継がれた。
パリではこの数カ月、高級腕時計の盗難事件が相次いでおり、今年に入って8月までに71件の被害届が出されていた。
事件のほとんどは、高級ホテルや宝飾店が並ぶシャンゼリゼ通り周辺で発生。7月には1日で4件の盗難事件が起きた日もあり、総額19万ユーロ相当の腕時計が盗まれていた。
盗難品の時計は闇市場で市価の30~50%の値段で転売されているという。
腕時計を盗む手口はさまざまで、被害者が殴られたり、スクーターではねられたりすることもある。
たばこを求めたり、写真を撮ると見せかけて腕時計を盗んだり、車のバックミラーにぶつかって運転車がミラーを直そうと手を伸ばした隙に腕時計を奪う手口もある。(引用:ライブドアニュース)
フランスは盗難やスリが本当に多いです。
空き巣も多いです。
私が住んでいた時も、お隣さんは何度も空き巣に入られていました。
入りやすい家というのもあるようで、そういう情報が犯罪者間で共有されているのかもしれませんね。
私は、家にアラームや防犯カメラをつけていましたし、
買い物で外に出るときには、一階のすべての窓のシャッター(雨戸)を閉めてからでかけていました。
今日本で生活していても、その癖が残っているので、いつも雨戸を閉めて外出してますね。
外に出ても、財布などを入れたショルダーバックは斜めがけにして、常に前に持ってきています。
もう長年やっていた癖なので、治安の良い日本といえどあまり変えられません。
そこまでやらなくても日本は盗難やスリに会うことは少ないと思いますが、海外に行かれる方は本当に気をつけてくださいね。
外に出たらみんな泥棒と思うくらいでちょうどいいですよ。
パリで治安の良い地区と悪い地区
パリはカタツムリのような渦巻状に中心部から1区〜20区に分かれています。
パリ中心部や西部、南部は比較的治安が良いですが、北部の18〜20区は治安の悪い地域が多いので用事がなければ夜などは行かない方がよいでしょう。
日本人は見た目でそれとわかるので、狙われて被害にあいやすいです。
ですが、治安の良い地域だからといって安全と気を許していてはいけません。
有名な観光スポットであればあるほど、スリ集団が多くいます。
オペラ座の近くやルーブル美術館の前のリヴォリ通りなど、
必ずスリ集団がいます。
ロマ(ジプシー)の女の子たちは一見普通の女の子に見えるかもしれませんが、グループで近寄ってきて大胆にバッグをひったくることもあります。
外務省海外安全ページのフランスの治安情報はこちら
パリ旅行中の注意点や服装
フランスはカード社会なので、現金をあまり持ち歩きませんが、日本人はかなりの現金を持ち歩いていることがあります。
旅行前に必ずフランスで使えるクレジットカードを作って持っていくのをおすすめします。
貴重品は肌身につけ、簡単にすられないとところに隠して持った方が安全です。
人混みではリュックサックは背中ではなく、前に背負うなどした方がいいですね。
バイクなどを使ったひったくりに合わないように車道側をさけて歩きましょう。
愛想よく近づいてくる人には充分注意してください。
その人が何が盗もうとしていなくても、仲間が後ろから近づいてきて財布をすろうとしているかもしれません。