雑記

大型台風で日本のコンビニやスーパーなどが計画休業して思ったこと

災害と地球温暖化

日本の災害は本当にひどいですね。

先週の台風19号は、襲来前からかなりの規模であることがわかっていて、都内に住んでる私もどんな被害が起こるのだろうと本当に不安でした。

過ぎ去って数日経った今でもその甚大な被害は予想以上で、

被災された方には本当にお悔やみを申し上げます。

カテナ
カテナ
今回の台風は何十年に一度の超大型で事前に備えておかなければならないという注意が事前に出されていました

前々日くらいからスーパーマーケットのパンやカップラーメンは売り切れ。

当日は、鉄道やスーパー・コンビニが全面休業・計画運休がされるなど思いつく限り対策をしていたように思われますが、被害は甚大でした。

地震や台風などの被害も年々大きくなっているように思います。

地球温暖化の影響は、確実に私たちの生活に大きな影響を与え始めていますね。

準備をしたつもりでも十分ではなかった。

マニュアル通りにはいかない現象に対応していくためには、想像力が必要

カテナ
カテナ
災害に限らず、個人が主体性をもって考えていかなければならない時代ですよね

 

災害に慣れてきた日本

災害の多い日本ですが、

日本に住みたいという人が減るわけでもなく、訪日外国人も増えています。

現在ラグビーのワールドカップも行われている真っ最中で、観戦のために来日している外国人も今回の台風では被害の深刻さを目の当たりにされたことでしょう。

私が住んでいるところは、ハザードマップでも水害の心配はほぼないところなので、浸水の心配はないとは思っていましたが、それでも非常に不安でした。

どれほどの台風が来てどんな被害が起こるのか…

前回の大型台風は大きな風の被害、今回は雨の被害でした。

窓を守るのに使うということで養生テープがホームセンターから売り切れたりしましたが、今回は風よりも雨の量がものすごかったです。

台風もそのときによって違うので対策も難しいですね。

どちらにしても甚大な被害が予想されていた今回の台風19号。

日本は災害の多い国として、しっかり準備をすることに慣れている国だとは思います。

災害用の持ち出し袋など、たぶん用意しておくのが普通な国はそれほどはないと思います。

フランスでもそういう意識はありません。

台風や地震はないので、日本とは防災意識が違いますよね。

それでもまれに大雨の洪水などで被害がでることもあります。

風も強い風が吹くことがあります。

うちの夫(フランス人)に言わせれば、「ミストラル(フランス南東部に吹く地方風)は、時速100km超えるんだぜ。」みたいな、なぞのライバル意識。

台風の風速と張り合ってミストラルの方が強いみたいなことを言い出すのでちょっといらっとしてしまいましたがw。

日本は繰り返される災害で、その都度色々なことを学んできていて次に生かしていこうとしていますよね。

前回の台風では、中途半端な計画運休で鉄道がかなり混乱しました。

「朝8時まで計画運休します」、だなんてその後8時からの混雑が目に見えるようですよね。

実際、都内の鉄道はすごいことになりました。

何時間も電車やタクシーを待って通勤。

それって、本当に必要なのでしょうか

学校も朝6時までの警報が解除されたら普通登校、8時までに警報が解除されたら10時から登校、など独自でいろいろな規則があり、毎回警報の成り行きを追わなければいけません。

ですが、都内の中学・高校なんてザラに登校時間1時間以上かかるところから来ている生徒は多く、台風の日など校則に則って時間通り登校するのはむずかしいですよね。

うちの子は、警報解除されてやっと学校についてみたら、休校になったと言われ、帰ろうと思ったらJRの駅が入場規制されていて乗れなかったので歩いて帰ってきました。

結局、必要ないのに公共交通機関をつかって混雑を大きくし、半日時間を無駄にして帰ってきただけです。

前もって休校を決め、自宅学習としてくれていたら時間も無駄にせず、混んでる電車を使わずにすんだのにね…

多様化する社会ではより創造力と主体性が求めれれる

しかし今回の台風は、それ以上に大きな台風と言われていただけあって、

当日の商店や鉄道はほぼ終日閉店、運行停止が決められていたのでその点は混乱がなくよかったです。

カテナ
カテナ
本当にこれは良かった。お店が閉まると分かっていれば事前に買い物を済ませておけば良いだけ

週末だったこともあり会社が休みの人が多く、学校も土曜授業は早々と休校が決まっていました。

それでも驚いたのは、仕事にいかなければならない人がいたこと。

医療関係その他、どうしてもという職種でないかぎり、こういう場合に会社に来いという経営者は本当におかしいでしょ?

ピザの配達や宅配便、新聞配達だって本当に必要ですか?

外に出たら命の危険があるかもしれない日に、新聞が毎日届く必要があるでしょうか。

社員の命を軽視して利益を求めているのならもっての他ですが、

そうではなくても

台風の日でも会社に出勤することがよい従業員の証、

台風の日でもお客さんのために働くことが良いサービス、

とでも思っているならば、かなりの時代遅れというか大きな勘違いです。

頑張ることが美徳とされている日本なのでそういう意識を持った人がまだ多いのかもしれません。

それから、お客様は神様みたいな意識もどうにかしてほしいですよね。

お客なのだから強い態度に出ても、敬われるべきと思っているかのような態度を示すのは年配の方に多いように思います。

カテナ
カテナ
定員さんも人間です。敬語を使って尊敬をもって接してくださいね。老害と思われないように!

日本以外では特によろしくないのでぜひあらためて欲しいものです。

お店の方も、理不尽な客のリクエストには毅然とした態度で論理的に対処していく方向にかわっていってほしいですね。

店員と客、上司と部下などの力関係ではなく、個人と個人の関わりとしてマナーと尊敬をもって関わっていかないと日本は取り残されそうです。

災害の話題からちょっと外れてしまったかもしれませんが、

マニュアルではなく、その都度臨機応変に対応していかないと、想定外の災害や事件にも対応は難しくなっていくと思います。

こんなに災害の多い国に住んでいて、ハザードマップも確認したことがないというのではなく、自分の命は自分で守るように意識していきたいですね。

色々な情報を収集した上で、自分で判断していかないと。

カテナ
カテナ
ハザードマップ自体も全て正しいとは限らない、自治体だって正しい情報を持っているとは限らないです

受け身ではなく、色々な状況を想定して、自分で調べて柔軟に行動していかないと社会や環境の変化に対応しきれなくりそうです。

 



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