日本では「GO TO」キャンペーンなるものが始まったものの各地で感染者が増え始め、せっかくの夏休みも旅行を取りやめてしまった方も多いのではないでしょうか。
海外旅行どころではありませんよね…
日本ではそういう雰囲気なのですが、
どうやらフランスでは
「気をつけて旅行すれば大丈夫じゃない?
禁止されているわけではないし」
という感じなのか、みなさんバカンスを楽しまれているようです。
フランスでのリゾート地には普通に行くし海外旅行もしているみたいですね。
フランスに行くのに便利なのがエールフランス航空ですが、
搭乗するには「サージカルマスク」の着用が義務のようです。
もくじ
エールフランス国際線で指定のサージカルマスクとは
マスク着用の義務
エールフランス航空の公式サイトにはこのように書かれています。
皆様の健康と安心のために、空港にご到着以降およびエールフランス航空全便の機内にて、サージカルマスクの着用が義務付けられています。
サージカルマスクの着用は、それだけでは感染予防の保証にはなりません。ただし他の予防策と組み合わせた場合、ウイルス感染に対し効果的な保護力を発揮します。
政府は、機内にてサージカルマスクの着用を義務付けています(2020年5月31日付の政令n°2020-663)。空港到着後は速やかに着用されることを強くお勧めいたします。
装備されている空気循環システムの空気品質基準によりウイルスや細菌が拡散することはなくても、機内にて常に物理的距離を確保することはできないため、他の予防策やマスクの着用は依然としてウイルスの感染拡大を防ぐための方法の1つです。(引用:エールフランス航空公式サイト)
サージカルマスクをつけてない人は搭乗拒否されるようですよ。
ちなみに日本航空JALでは、このように注意書きがあります。
空港および機内においてマスクの着用をお願いしております。事前にご用意をお願いします。(引用:日本航空公式サイト)
そもそもサージカルマスクって何?
ここで困るのがサージカルマスクの定義…
今多くの方が使っている使い捨ての不織布マスクはサージカルマスクとどうちがうの??
布マスクなんかはウイルスの予防効果はないと言われていますが、不織布マスクは正しく装着できていればある程度の防疫効果があるなどといわれていますよね。
でも、「サージカルマスク」と検索するとほぼ不織布マスクと同様のものがヒットするんですけど…
でもただのマスクではなくて「サージカルマスク」じゃないと飛行機に乗れないのよね。
日本では何が「サージカルマスク」なのか、明確には定義されていないようなのですが、
フランスではどうなのでしょうか。
エールフランスでのサージカルマスクの定義とは?
エールフランスによるとサージカルマスクとはこういうもののようです。
サージカルマスクは、3ミクロンの大きさの粒子を95%以上ろ過し、2つの利点があります。サージカルマスクは、明らかに着用者が放出する粒子をろ過しますが、INRS(フランス国立安全衛生研究所)によると、対面の人から放出された飛沫からも着用者を保護します。サージカルマスクは、吸気(吸う息)と呼気(吐く息)の両方をろ過することができます。 (引用:エールフランス公式サイト)
サージカルマスクの基準としてよく聞くBFE95%以上というのがこちら:
BFE(細菌濾過効率、Bacterial Filtration Efficiency)が、細菌を含む粒子(平均粒子径3.0±0.3マイクロメートル)が除去され患者への飛沫を防ぐ割合(%)であることとされる
(引用:ウィキペディア 医療用マスクとは)
本当にみんなサージカルマスクをつけてるの?
最近エールフランス国際線に乗った知り合いは…
夏休みでフランスの在住の日本人も夏休みを利用して日本に帰省してくる人もいらっしゃるのですが、
実際にお会いしてはいませんが又聞きによると
「みんな普通のマスクしてたよ〜」
「機内は空いてるから乗ったら皆んなマスクはずしてたよ〜」
というような状態だったらしいです。
マスクもサージカルマスクなのかどうなのか厳しいチェックはないのでしょうか??
今度夫が乗る予定があるのでまた報告しますね。
とりあえずサージカルマスクという名前の付いている不織布マスクを買って持たせる予定です…