フランスにいた時は、夏休みは日本に里帰り、今は日本に住んでいるので休みはフランスで過ごすようになりました。
毎年、フランスと日本の往復をしています。
いつも家族4〜5人で移動するため出費がかさみます(泣)。
飛行機代やホテル代など安くできるところは、なるべく費用を抑えられるよう気をつけています。
フランス人は、バカンスのために仕事をしているとよく言いますが、長いバカンスを豪遊できるようなお金持ちはごく少数です。
バカンスの期間は長いので無駄な出費はしないよう、倹約の習慣がついています。
普段は慎ましやかに過ごし、たまに良いレストランに行く時には着飾ります。
フランス人は、無駄なものにお金を使いたがりません。
悪く言ってしまうと「ドケチ」です。
フランス個人旅行の予算
飛行機代
フランス行きの往復航空券ですが、安い時期ならば格安航空券で1回乗り継ぎで、7万円(燃油等込み)くらいからあります。
直行便でも早めに予約すれば、10万円(燃油等込み)くらいから見つかると思います。
学校や会社があるといつでも休めるわけではないので、一番安い時期にというわけにはいかなくなりますが、なるべく早めに予約をすれば格安のチケットを見つけることができると思います。
夏はフランス行きの航空券が高い時期ですが、土日の出発を避けて平日に出発すれば、直行便でも13万円くらいからで見つかると思います。
宿泊費
ホテルの料金は立地条件やホテルのグレードによって様々です。
パリ市内は他の地域よりは、少し高いです。
3つ星クラス: 8000円〜
4つ星クラス: 14000円〜
5つ星クラス: 30000円〜
立地条件と時期によって価格は変動しますが、早めに予約を入れれば3つ星クラスの良いホテルをおさえることができると思います。
3つ星クラスのホテルは、13,5m2以上の広さの客室でトイレ・バスルームが付いていて、WiFiが完備、フロントオープンが12時間以上などと決められているので、3つ星以上のホテルを予約できれば安心です。
ホテルの料金は宿泊する人数によっては変わらず、一部屋いくらと決まっています。
客室の定員2名のホテルが多いので、3名で行く場合は、エキストラベットを入れてくれるところなどを探すと安く宿泊できます。
3名以上の家族連れにおすすめはNovotel(ノボテル)などのファミリー向けチェーンホテルです。
Novotel (ノボテル)ホテルのファミリーに優しいポイント
客室が広く、最大4名まで宿泊可能
5名以上の家族の場合、2部屋目を半額で予約できる
子供の朝食無料
大家族になればなるほど皆んなで泊まれるホテルを見つけるのは難しくなります。
その場合は、キッチンや食器などが備えつけのアパートホテルがおすすめです!
2ベットルームくらいあると家族5人でもゆったり過ごせますし、毎日外食をせずに、簡単なお惣菜を買って来てホテルで食べれば安上がりです。
5人分の外食費はかなりの出費なので、我が家も長期の旅行はアパートホテルを探して泊まり、ある程度自炊するのが普通です。
フランスにはこのアパートホテルタイプの宿泊施設が沢山あります。
飲食費
フランスの物価はヨーロッパの中でも高めになります。
特にレストランで外食をするとなると高いです!
フランスの通貨はユーロ(€)で、1ユーロあたり約124円(2019年5月現在)のレートで大体の値段がわかるようにご紹介します。
朝食10ユーロ(約1240円)〜
昼食15ユーロ(約1860円)〜
夕食25ユーロ(約3100円)〜
夕食+ワイン40ユーロ(約4960円)〜
マクドナルドのセットでも1000円ぐらいはしてしまいますので、どこかお店に入って着席してたべると1000円以下で済ませるのは難しいです。
でもご心配なく!
パン屋さんやスーパーマーケットでサンドイッチなどを買って食べ歩きをしている人をよく見かけます。
素敵な公園も多いので、天気が良いと皆外に出て来てピクニック(持って来たものをただ外で食べることをピクニックと言ったりします)するのがおすすめです。
この場合サンドイッチといっても、バゲットを半分に切って中にハムやチーズを挟んだものが多くなります。バゲットはそれ自体が美味しいのです〜
観光費
交通・観光
パリのメトロ(地下鉄) 1回券:1.9ユーロ(約236円)10回回数券:14.90 ユーロ(約1848円)
ルーブル美術館 入場券(オンライン購入):17ユーロ(約2108円)
ルーブル美術館は入場券売り場に並んでることが多いので、時間を無駄にしないようあらかじめオンラインでチケットを購入しておくと安心です。
物価の目安としてはこのような感じです。
(スーパーマーケットMonoprixでの購入価格)
水(500ml):0.3~0.5ユーロ(約37~62円)
トロピカーナオレンジジュース(1L) : 2ユーロ(約248円)
食パン(550g14切れ):1〜2ユーロ(約124円〜248円)
ポテトチップス1袋:1.5ユーロ(186円)
バナナ4本:2ユーロ(約248円)
マクドナルド ビッグマック単品:4.52ユーロ(約560円)
スターバックスコーヒー トールラテ:3.85ユーロ(約477円)
パリには、小さめのスーパーマーケット、Monoprix(モノプリ)やFranprix(フランプリ)があちこちにあります。
滞在費を安くしたい場合は、朝ごはんや水などスーパーマーケットで買うようにするといいですよ。
お土産
お土産代は、予算次第ですが、安く抑えたい場合はスーパーマーケットをお勧めします!
パリ市内なら、Monoprix(モノプリ)やFranprix(フランプリ)
郊外に行けば大型のハイパーマーケット、Carrefour(カルフール)、Casino(カジノ)、Auchan(オーシャン)などがあります。
ハイパーマーケットは本当に広くて品揃えも豊富なので、パリ滞在中にちょっと足を伸ばして行ってみても面白いかも。
現地の人の買い物姿を垣間見ることができますよ。
ツアーで行く場合
パッケージツアーの良いところは、旅行会社に全てお任せできるだけでなく、場合によっては個人手配よりも安く行けることです。
航空券とホテルのみのフリープランなら、フランス1週間のツアー旅行で最安で20万円くらいからあります。
パリ市内でも治安の悪い地域はありますから、初めての場合は旅行会社さんにホテル選びをお任せした方が安心という方はパッケージツアーがおすすめです。
まとめ – 旅行費用を節約するポイント
航空券・ホテルはなるべく早く予約する
大人数の場合はアパートホテルに宿泊する
外食費を抑えるのがポイント、スーパーマーケットを活用
美術館無料日などの情報を事前にリサーチしておく
フランス旅行最安値?
フランスへの1週間程度の旅行で、閑散期に安い航空券が見つかれば、飛行機代70000円+宿泊費48000円(8千円x6日)」でざっくり見積もって1人、12万円くらい。
食費も外食は1日1回(30ユーロ)にしてあとはスーパーマーケットで買えば(10ユーロ)、6日で3万円。
あとは観光費に3万円、お土産に3万円くらい?
20万円ちょっとくらいの予算があればパリを十分満喫してこれると思いますよ!