高校に合格して全体説明会があった日、教科書の販売があったのですが、そこで電子辞書も販売していたんですね。(2019年3月の体験記)
電子辞書は数年前に購入したカシオのエクスワードが1台家にあったし、今はスマホで英単語も検索できるからいらないよね〜と思っていたんです。
でも、そんなことはない。高校では授業中にかなり使うようです。
クラスのみんなが持ってきて使っているし、スマホで調べるのは、きちんとした辞書で調べるのとは違います。意味以外の文法解説や用法など、辞書のようにきちんと解説のあるコンテンツが必要です。
そもそも携帯所持不可の学校ではスマホは授業中は出せませんから。
家にあったカシオは上の子が使っているし、それぞれに必要だということがわかってもう1台購入するために徹底的に調べました。
もくじ
電子辞書はシャープかカシオがおすすめ
2020年4月現在、電子辞書は
シャープのブレイン(Brain)
カシオのエクスワード(Ex-word)
の2択です。
この2つが2大ブランドなので、コンテンツの追加などのことも考えると主要ブランドのこの2つのうちから選んでおくのが安心です。
電子辞書は進化しています!数年前に買ったものと比較しても、今の電子辞書はコンテンツの充実ぶりがすばらしいです!
高校生向けおすすめモデル(2020年・2019年モデル)
今回は高校生向けの電子辞書について調べました。
シャープもカシオも高校生向けは、2種類あることがわかりました。下記の4つの中から1つ選べば間違いありません。
新しい方の2020年モデルPW-SH7は、2019年モデルに比べて1万円以上高くなっています。
2020年の新しいシャープBrain
コンテンツ数はどちらのモデルも260と同じなのですが、新しいモデルにはキクタンGTECや速読英単語などの内容が追加されているようです。
機能的にも使用時間が約130時間から約140時間になるなどのマイナーな機能のアップグレードがあります。
こちらはさらに英語コンテンツが充実しているタイプ
といっても型落ちでもそれほどの違いはないので、割安の2019年タイプでも十分に使えます。
シャープ電子辞書の公式サイトはこちら
① シャープBrain PW-SH6(一般的な高校生向けコンテンツ)
② シャープBrainPW-SS6(PW-SH6の上位モデル。ハイレベルな英語学習に対応)
③ カシオ XD-SR4800(一般的な高校生向けコンテンツ)
④ カシオ XD-SR4900(XD-SR4800の上位モデル。ハイレベルな英語学習に対応)
充実の高校生向けコンテンツ
上記4つのモデルには、十分すぎるほどの高校生向けコンテンツが含まれています。
例えば、
- 豊富なラインナップの辞書(国語、漢字、英語)
- 英検、TOEIC、TEAPなどの英語検定試験対策問題集
- 英語の洋書コンテンツ、英語ネイティブによる音声教材
- 旅行会話コンテンツ(フランス語、ドイツ語など7〜9ヶ国語)
- 英単語、英文法問題集
- 社会科教科(世界史、日本史、地理、公民)問題集
- 数学、理科系教科用語辞典
- 百科事典
- その他
2重買いしないように高校の問題集を揃える前に、電子辞書を買って中身のコンテンツを把握しておかないとね。
シャープBrainPW-SH6とカシオ XD-SR4800を比較
安い【高校生向け標準モデル】はどちっがいい?
おすすめの高校生向け標準モデルは、
①シャープBrainPW-SH6
③カシオ XD-SR4800
比較的安い価格帯のモデルながらコンテンツは十分なので、普通はこのどちらかで大丈夫です。
この2つの電子辞書について詳しく比較していきます。
① シャープ BrainPW-SH6 | ③ カシオXD-SR4800 | |
収録コンテンツ数 | 260 | 215 |
収録コンテンツ | 国語(56) 英語(164) 学習(27) 旅行(9) 教養(4 | 国語(11) 英語(11) 英会話・トラベル(64) 学習(57) 生活・実用(2) その他(3) |
本体サイズ(閉時) | 幅152.4×奥行94.5×高さ18.4mm | 幅157.5×奥行101.0×高さ18.4mm |
液晶画面 | 5.5型WVGA+カラー液晶(854×480ドット、横121.1mm×縦68.0mm) タッチパネル対応 | 5.7型タッチパネル(5.2型 864×480ドット TFTカラー液晶)タッチパネル対応 |
重量(電池込み) | 約265g(タッチペン含む) | 約285g |
本体メモリー容量 | 約200MB | 約200MB |
電源 | リチウムイオン充電池(同梱USB-ACアダプターからの充電が可能) | 単3乾電池2本(エネループ、エボルタ対応)、または、別売USB-ACアダプターからのUSB給電 |
使用可能時間(約) | 130時間 | 130時間(単3形アルカリ乾電池LR6(AM3)の場合) |
付属品 | タッチペン・microUSBケーブル・ACアダプター | タッチペン1本、単3形アルカリ乾電池2本 |
カラー | 5色(ホワイト・ブラック・ネイビー・レッド・バイオレット) | 5色(ホワイト・ブラック・ブルー・グリーン・イエロー) |
1番大きな違いは、電源の種類です。
シャープは充電式。カシオは乾電池式です。
シャープは充電式な分すこしだけ軽いでしょうか。
もう1つの大きな違いは、シャープが「360°オープンスタイル」を採用していて、画面をクルッと360°回転できるようになっています。
スマホのように片手でコンパクトに操作できるようになっていて、 表示方向も横/縦が切り替えられます。
収録コンテンツの数は、シャープが260でカシオが215となっています。
数で見るとシャープのがだいぶ多いようになっていますが、内容的には、カシオも十分すばらいい内容のコンテンツなのでどちらもそれほど変わらないと思います。
もう1つ大きな違いとしては、国語の重要な辞書に違いがあります。
シャープが「三省堂 スーパー大辞林 3.0 2018年4月改訂版」に対してカシオが「広辞苑 第七版」を採用しています。どちらを選ぶかは、これはお好みによると思います。
ハイレベル英語対応の上位モデルについて
シャープとカシオの上位モデル(ハイレベル英語対応版)は、
約28万語収録の「リーダーズ英和辞典 第3版」や、英英辞典など追加の英語系辞典が豊富で、英語難関大学を目指す場合は、こちらの方が良いかもしれません。
結論
ハイレベル英語対応版のシャープ PW-SS6を購入しました!