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フランス人の憧れ旅行先【コルシカ島】自然と観光スポットのまとめ

コルシカ島

フランスにいるうちに一度は行っておいた方がいいと夫からずっと勧められていた場所。

コルシカ島は、フランス人も憧れる夏のバカンスの行き先です。

カテナ
カテナ
とにかくコルシカ島は特別だと夫に言われ続け、数年前にやっと行ってきました。うちの夫(フランス人)にいわせると世界中で最も美しい場所の1つらしいですよ。

自然が保護されていてフランスの本土とは、また違った魅力のある島。

いくつかの観光スポットがあります。

レンタカーを借りて1週間くらいかけてゆっくりまわるのがお勧めです。

 

コルシカ島の基本

 

コルシカ島はフランス語では、Corse(コルス)と言います。

地中海の西部に位置するコルシカ島は、地中海の島としては、シチリア島、サルデーニャ島、キプロス島に次いで4番目に大きなフランス領の島です。

 

人口は約30万人。

18世紀のジェノヴァ統治時代には、コルシカ島では独立戦争も起こっており、フランス併合後も自治主義に代表されるように独立心が強く、住民の独自の言語や文化が受け継がれてきています。

カテナ
カテナ
コルシカ島出身のフランス人は特に自分の故郷に誇りをもっている人が多い気がします

 

 

ナポレオン1世の出身地としても知られています。

コルシカ島には4つの空港があり、日本から行く場合はパリの空港で乗り継ぐのが便利です。

コルシカ島の海岸線は変化に飛んでいて風光明媚、西海岸北西部のポルト湾は奇岩群で知られ、世界遺産に登録されています。

島全体の約4割がコルシカ地方自然公園に指定され自然が多く残っています。

他にも自然保護区や海洋公園があります。

カテナ
カテナ
私たちは島でレンタカーしたのだけど、コルシカ島には高速道路がないどころか、信号もなくてびっくりしたのを覚えてるわ
ミルキー
ミルキー
いまや世界中のどこにでもあるマクドナルドさえコルシカ島にはなかったもんね〜
カテナ
カテナ
未開の土地というわけではなく、素晴らしいレストランやホテル、豪邸などもあるのですが、フランス本土にはあるけどコルシカ島にはないとうものがあって、それも特別な感じです。

 

ボニファシオ

 

コルシカ島のおすすめの観光

 

ボニファシオ(Bonifacio):フランス最南端の町

 

コルシカ島までわざわざきたら、ボニファシオには行かねばなりません!

ボニファシオは、コルシカ島の最南端の町で、すなわちフランス国の最南端の町でもあります。

石灰岩の断崖絶壁の上に、落ちてくるんじゃないかと心配するような場所に住宅が立ち並んでいる絶景が有名です。

カテナ
カテナ
日本だったらこんなところに家を建てる勇気はないよね。地震とか津波とか怖いでしょ…

 

岩壁には歩いて下に降りられる小道も付いています。

写真の左側に斜めに入った線わかりますか?

これが階段で、かなり長いですが下の方まで行けるようになっています。

 

岩壁の裏側は入江になっていて港があります。

そこから船やボートに乗れるようになっていて、サルディニア島(イタリア)まで行ける船も出ています。

コルシカ島とサルディニア島は結構近いんです。

観光ボートに乗って、沿岸を遊覧できるツアーもあります。

 

 

アジャクシオ:ナポレオンの生誕の町

 

アジャクシオ(Ajaccio)は、コルシカ島で最大の都市ですが、それでも人口は約6万人くらいです。

ナポレオンが生まれた場所として知られていて、ナポレオンのゆかりの観光スポットがいくつかあります。

こちらはマレシャル・フォッシュ広場のナポレオンの像。

ナポレオンの像

ナポレオンの生家はこじんまりとした博物館になっています。

ナポレオンが使っていた部屋やゆかりの品が展示されています。

一見普通の家のような場所です。

ナポレオンの生家

名称:Musée national de la maison Bonaparte

住所:Rue Saint-Charles 20000 AJACCIO

入館料:7€

公式サイト

ナポレオンの生家の入り口

ナポレオンの家

 

ポルト湾:世界遺産

 

ポルト湾(Golfe de Porto)はコルシカ島の西部、カルヴィ(Calvi)とアジャクシオ(Ajaccio)の間に位置する湾です。

スカンドーラ自然保護区となっているスカンドーラ半島は、コルシカ地方自然公園の1部です。

ポルト湾に面した町ピアナは奇岩群の存在で知られ、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。

登録名は「ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾」です。

 

ポルト湾

ここも有名な観光地なので、遊覧ボートがあります。

岩壁には洞窟のような場所があり、その中にボートで入っていけます

 

 

水が綺麗!

 

コルシカ島の自然と野生動物

 

コルシカ島は自然保護区になっている地域が多く自然がそのままに残っています

高い山もあり、最高峰はチント山で2710m

かなり高いですね。

山の方面へドライブしていくと道路も細く運転はしにくいですし、たまに野生の動物に遭遇したりします。

こちらは、道すがらに出会った牛。

 

こちらはコルシカ島の黒豚。

コルシカ島の野生豚の生ハムや豚肉加工品はコルシカ島の名産品です。

野生豚とはいっても実は飼い主がいるらしいです。

でも車が通る道の路肩に寝てたらびっくりしますよね!

 

 

路肩で昼寝中の羊(やぎ?)

 

住宅街のような墓地

 

道路ぎわにふと見ると小さな家がぎっしりと立っている敷地があります。

これコルシカ島の墓地なんです。

墓地なので人通りもなくひっそりしています。

 

海が見えるところに家のような墓地…平穏な気持ちになりますね。

 

ドライブ中に見つけたレストラン。

背景にある岩がおもしろい。

 

コルシカ島の名物

 

コルシカ豚に代表される豚肉料理や豚肉加工品が有名です。

コルシカの豚は野生の豚のように放し飼いにされていてあちこちの自生の草などを食べて育つので独特の味がするそうです。

そのほか、ヤギなど地元独自のチーズなども色々とあります。

羊やヤギの乳を原料として製造されるフレッシュチーズ、ブロッチェ(broccioが名産品です。

Maquis(マキ)というミックス・ハーブが有名で、コルシカ島に自生しているハーブをミックスして作った独自のものになります。

 

こちらはコルシカ島のレストラン

 

 

コルシカ島の観光スポットとしてモニュメント的なものは少ないのですが、

何といっても美しい自然と海、食べ物があります。

 

カテナ
カテナ
7月8月はフランスのバカンスシーズンで観光客も多すぎるし、ホテルも高くなるのでこの時期を少しずらしていくのがおすすめです。

 

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