梅雨に入って、大気が不安定になると体調を崩す人が多くなります。
子供が頭が痛いと言って学校から帰ってくるようになりました。
梅雨の体調不良は天気痛
「天気痛」という言葉があるようです。
梅雨だったり、台風だったり、大気が不安定になるときは天気痛がおこりやすいのです。
「天気痛」を提唱した、愛知医科大学医学部教授の佐藤純教授によると
「自律神経からみると、気圧の変化もストレスに当たる。それに抵抗しようと交感神経が興奮し、痛みが出る。また、その反動で副交感神経の興奮が起きた場合、強い眠気や倦怠感などが起きる。もともとの疾患が悪化したり、体質的に弱いところに症状が出やすい。特に女性の場合は自律神経が関わる片頭痛が圧倒的に多く、頭痛の予兆としてめまいを感じることもある (引用:日経Gooday)」
頭痛、めまい、または乗り物酔いのような症状が出ることもあるようです。
気圧の変化という外的要因で引き起こされるものなので、気のせいとか気持ちのもちようではありません。
天気は人間の体に大きく影響を与えるものなのですね。
季節の変わり目に備えて適度な運動を取っておいたり、必要な休息を取り、ストレス少なく生活するという予防が大事だそうですが
症状がひどい場合、薬剤師さんなどに相談の上、薬を服用した方が良い場合もあるようす。
梅雨は海外にもあるのか
梅雨は梅雨前線に影響を受けて起こるので、梅雨前線がかかってくる韓国、台湾、中国の一部などは同じように梅雨になるようですね。
それ以外の地域では、地域の雨期がありますが、梅雨とは呼ばれません。
英語で梅雨は?
梅雨を英語に訳すと、Rainy Season ですがこれだと「雨期」と同じになってしまいますね。
そのまま「梅の雨」を訳してしまって、Plum rain season と言っても良いらしいです。
通じない場合は、「日本と近隣諸国の特別な時期の雨」だよ〜と少し説明を加えてあげれば親切です。
「梅雨」は、古くは「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味からその漢字が使われているそうです。
梅雨の過ごし方
四季の豊かな日本。
梅雨もその季節の一部。
梅雨が終われば本格的な暑い夏がやってきます。
憂鬱な気分になりがちな梅雨の時期ですが、気持ちの持ちようで有意義にも過ごせます。
例えば何をして気分を変えるか?
こんな過ごし方はどうでしょうか。
① 家にいることが多い梅雨の時期を利用して大々的に断捨離を行う
② 梅雨の時期に、あえてお出かけし、この時期美しい色あざやかなあじさいや花しょうぶの鑑賞に出かける
③ 夏を目前にエステや美容院に行って気分を変える