まずは日本からアメリカへそしてフランスへ、その後イギリスに行ったりアメリカにもどったり。
日本に帰ってからも3〜4回は引っ越ししました。
同じ場所に住む執着は無くなりましたし、物に対する執着心もなくなりました。
何回か引っ越しを繰り返すようになると、
「またこれ使わなかったけど、箱に詰めて移動しなきゃいけないのか…」
というものが出てきます。
そういうものは、次の引越しまでダンボールで取っておいても、またそのままの可能性が高いです。
実際引っ越し後にダンボールを開けずに何年も置いてあるという人いませんか?
そういうのはいやなので、引っ越しを繰り返すごとに、無駄なものは買わないようになりました。
「ものに執着しない」 「無駄なものを買わない」
です!
ではどうして捨てられないのでしょうか?
断捨離できない理由
「もったいない」と思ってしまう
「いつかまた使うかも」と思ってしまう
「思い出のあるもの」なので捨てられない
「もったいない」と思ってしまう
どうして「もったいない」と思うのか考えてみましょう。
「もったいない」と思う人の心理はこのようなものだと思います。
- 高価だったから
- まだ使えるから
- ものを大切にするようにと教えられて育ったから
「もったいない」と思うのに捨てることは罪悪感が伴います。
その罪悪感がなくなれば、断捨離することは簡単です。
高価で状態の良いものなら、メルカリで売ったり、買取ショップに持っていく、または寄付をすることで再利用する方法をとれば罪悪感は減ります。
ものを大切にするようにという教育は、一昔前モノが不足していた時代になんとか工夫をしてものを色々なものに再利用していた時代から始まった教えと思ってください。
もちろんものを大切にすることは大事です。
でも、いらないもの、使わないものをそのまま保管しておくことがものを大切にすることではありません。
使わなかったら思い切って捨ててみましょう。
次に買うときに「本当に必要なものなのか」よく考えるようになります。
そして「もったいない」と思うとき、本当に大事なものは何かを考えてみてください。
モノですか?
それとも他のものですか?
家族、仕事、名声、友人、時間、…大事なものは人によってそれぞれでしょう。
捨てられないと思っているものを捨ててしまうとあなたの大切なものはどうなりますか?
大事なものに影響しないのなら大丈夫。
どんどん断捨離しちゃってください。
「いつかまた使うかも」と思ってしまう
「いつか」が、いつかわからないのなら、使う可能性はとても低いです。
保管しておくよりも新しく買ったほうが安上がりです。
今保管しているものは、大量生産された価値の低いものと思ってください。
使わない、価値のないものを保管するために収納用品を買い足したりしていませんか?
それこそ無駄遣いです。
洋服などもそうですが、1年使わなかったらその後も使わないといいます。
3年使わないものが見つかったら即座に捨てましょう。
断捨離をすることで、次回同じようなものを買おうとするとき、本当に必要なものかどうか考えて買えるようになります。
「思い出のあるもの」なので捨てられない
何かの記念に頂いたものや、子供が学校で作った工作作品など、こういった思い出の品も残しておくと場所を取るし、溜まっていく一方です。
引っ越しで身辺整理をしない限りあまり普段は目に入るものでもありません。
どうしても残しておきたいものだけ、ダンボール1つに入るくらいにしておいてあとは写真に撮りましょう。
そして捨ててしまいましょう。
思い出は心に残しておきたいものですが、思い出の品を見返すのなら写真で十分です。
断捨離は気持ちから
断捨離は、不要なものを断ち(断)、不要なものを捨て(捨)、モノへの執着から離れる(離)ことで、生活の質の向上、心の平穏、運気向上を得ようとする考え方です。
ものを捨てられない人は、ものを捨てた後のメリットを想像してみてください
- ものが少なくなって気分がスッキリする
- 余計のものがなくなると使えるスペースが増える
- 片付けが簡単、掃除がしやすくなる
- 見た目の部屋の清潔感が増す
- 捨てられたことの達成感がうまれる
- 一度断捨離すれば断捨離への罪悪感はなくなる
- 無駄なものを買わなくなる ー> お金が貯まる
断捨離は最終的には、自分の心に平穏と運気をもたらすものです。
モノが大事か自分の心が大事か考えてみてください。
おすすめの断捨離の方法
使いたいかどうかで判断してください。
こんまり こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」は、ベストセラーで、こんまりさん自身は、2015年にアメリカTIME紙の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれていますね。
こんまりさんの断捨離のやり方は、
「ときめくかどうか」
モノを手にとり、ときめくモノは残し、ときめかないモノは捨てる。
とてもシンプルですよね。
海外移住を考えている方へ
どの国に行くにしろ、国をまたいでの引っ越し費用は高いです!!!
欧米で家をレンタルする場合、家具付きで借りる場合が多いです。
いつ日本に帰るかわからないのに、家具や身の周りのものをどこにしまっておきますか?
家電は数年したら中古で買い手も見つからないような型落ちになります。
海外で家具を買って、日本に船便で送ってきたとして、サイズ感が全く違います!
狭い日本のリビングに大きなソファーははいりません!
日本の家具は、狭い日本の住宅事情に合わせて丁寧に効率よく設計されているので、安易に輸入物の家具を搬入しても日本の家では使いにくいです。
一番大切なものを見失わないようにしたいですね。