皆さんは小さい子供に読み聞かせをしていますか?
出来るだけ早く、赤ちゃんのうちから読み聞かせを習慣にすることをお勧めします。
私は少なくとも小学校に入る前までは、3人の子供たちに毎晩絵本の読み聞かせをしていました。
小学校に入ってからもしばらくは続けていました。
自分で字が読めるようになってからも、コミュニケーションの1つにもなりますから良いものですよ。
子供の想像力・集中力・好奇心・語彙力を伸ばす「絵本」の読み聞かせは非常に効果的な教育方法です。
もくじ
バイリンガルの読み聞かせ
読み聞かせは【母国語】で赤ちゃんのころから
私が住んでいた場所はフランスで、夫はフランス人ですが、読んでいた絵本は全て日本語の絵本です。
私は日本語が母国語なので子供には日本語でしか話しかけません。
夫はフランス人なので必ずフランス語で話しかけます。
子供が小さいころ、「必ず母と父のそれぞれの母国語で話しかけるように」とある先生から言われました。
バイリンガル教育を行っている学校の先生です。
母と話す時は日本語、それ以外はフランス語と脳を自然とスイッチしていけるようになるのが大事なようです。
そういう理由からも母国語で読み聞かせをするのが大切です
英語のバイリンガルに育てたい場合
英語圏に住んでいなくても英語のバイリンガルに育てる方法はあります。
その場合も親の努力が必要です。
親が英語が母国であれば親が絵本を読んであげれば良いですが、そうでない場合はCDなどを活用して小さい時から母国語の発音に触れさせることが大事です。
フランスにいながら、うちの子供達は、最初に話した言葉はフランス語ではなく、幼稚園に3歳で通い始めるまでは、日本語の方が得意でした。
私は、フランスにいても日本語を母国語として教えてあげたかったのでそのための努力をしました。
フランスに住んでいて幼稚園に通い始めたら自然にフランス語が話せるようになるので、いかに日本語の力をつけていくかが大事になります。
読み聞かせにおすすめの本
昔話の絵本や短いお話をたくさん読む
海外にいて日本語の本を入手するのはそれほど簡単ではありません。
日本語の図書館が近くにあったらな〜と本当に思っていましたが、それは無理な話…
パリなどの大都市には日本人会のようなものがあり日本の図書館的なサービスをやっている会などあるかもしれませんが、毎日子供に読む絵本を提供できるようなものではありません。
時々日本に一時帰国した際に買い込んでくると言っても本は結構重いですからそれほどは持って帰れません。
パリに行った時に、日本の本屋さんに行って買うか、日本から送ってもらうのがほとんどです。
有名な昔話の絵本はほぼ全て持っていました。
お話がバラエティーに富んでいて面白いし、一般教養としても知識になります。
海外に住んでいたら、親が与えてあげないと「おむすびころりん」や「かぐや姫」などの日本のクラシックも教養として身につかないで育ってしまいますよ(笑)。
良い装丁の素敵な絵本は必要ないです。
昔話の他に、私が活用していたのは、月刊誌で読み切りのお話が10数話入っているものが良かったかなと思います。
お話もたくさんないと飽きてきてしまいますからね。
読み聞かせは寝る前に
必ず寝る前に読み聞かせをすると決めてずっと続けていました。
10年以上毎晩やっていました。
毎晩読むので、お話の種類は多い方がいいし、短いお話の方が読む方も聞く方も集中力が途切れません。
やる気があれば、数話読んであげることもできます。
読み聞かせの効果はとても大きい
小さい子供のうちになるべくたくさんの本を読んであげてください!
語彙力(国語力)をつける
子供の好奇心・集中力をつける
本好きに育てる
親子のコミュニケーション
スムーズな安眠へのイニシエーション
子供をバイリンガルに育てようとしなくても、読み聞かせは非常に大事なことです。
言葉をまだ発しない乳幼児の頃から始めてください。
「絵本」の読み聞かせは、絵を見ながら言葉を聞くことによって、子供の想像力と語彙力を伸ばします。
学校に行ってからの学習の下準備になります。
語彙力・集中力・好奇心があるということはとても大事なことです。
子供を抱っこしながら、あるいはベッドで一緒に横になって読み聞かせをしましょう。
同時にスキンシップも取れ、親子の最高のコミュニケーションになります。
気持ちを込めて読み聞かせてあげてください。
嬉しい・悲しい・怖いなどの感情を感じることで子供が情緒豊かになれば、コミュニケーション能力の向上にもつながります。
毎晩読んであげることによって就寝前の子供の心の安定につながります。