新しく外国語の学習を始める人が多い春という季節。
新社会人になったのがきっかけとなったり、
大学で第2外国語としてフランス語やドイツ語などの学習を始める人が多いのも今。
今年は自宅待機の要請などの影響で、通いたくても通学式のスクールには通いにくくなってしまいましたが…
ありがたいことにオンラインでもフランス語や英語なとの外国語を学習できる機会が増えてきました。
私が最初にフランス語を習いはじめた時はオンラインでの外国語学習は一般的ではありませんでした。
今は、いろいろな方法で外国語が学習できるようになり、非常に便利になりましたね!
オンラインでネイティブの先生に習うことが気軽にできるようになりました。
フランス語などの外国語を学ぶにはオンライン学習か通学式、どちらがおすすめなのでしょうか?
それぞれの学習方法のメリット、デメリット
それぞれに向いている人、向いていない人について考えながらまとめてみました。
もくじ
オンラインでの語学学習
オンライン式学習のメリットとデメリット
学校に出向かわなくても、家で学習できるということが大変便利です。
英語の語学学校に比べて、フランス語などを教えてくれる学校は大都市以外にはあまり多くないですし、
住んでいる場所がどこであるかに関係なく学校を選ぶことができます。
時間も自分の空いている時間に合わせてレッスン時間を選べます。
オンラインではマンツーマン授業がメインなので、それぞれのレベルや上達度にあわせた学習ができるということが大きな利点です。
講師も好きな先生を選べる場合が多いので、相性の合わない先生のクラスの授業を我慢して聞かなければならないというシチュエーションを避けることができます。
今まで私が習ったフランス語の先生は良い先生ばかりだったのでよかったですが、先生と合わない、またはクラスメートと合わなくてつまらない時間を過ごすのはもったいないですからね。
通学式だと、授業の速度が自分とは合わないということもあるかもしれません。
ゆっくり学びたい、苦手なところだけしっかり学びたいという場合は、個別にカリキュラムを組んでくれるオンラインでのマンツーマン授業が便利です。
通学式に比べてもマンツーマン授業ということを考えるとオンラインは割安ですし、必要な分だけレッスンを申し込めるので費用が抑えられのもメリットだと思います。
オンライン学習のデメリットは、
通学式の学校でグループレッスンを受けることに比べると一緒に学習する仲間づくりができないということが大きいと思います。
今のご時世、オンラインでの交流会などもよく行われるようになってきているので、語学を学ぶ仲間同士で学習以外のオンライン交流の場などをつくってくれる学校などもこれから出てくるかもしれませんね。
オンライン式学習に向いている人
ですが、通学式のように必ずこの時間に学校に行かなければならないなどの強制力が弱いため、いつでもできるからいいやなどと学習を後回しにしがちな人には向いていないかもしれません。
海外旅行などの目的や学習の計画をしっかり立ててモチベーションを維持し、続けることができる人には、オンライン学習は非常におすすめ。
一通りの文法は学校で習っているけど、細かいところの質問をネイティブの先生にしたい、会話中心に上達したいという方にもオンラインレッスンはおすすめです。
通学式での語学学習
通学式学習のメリットとデメリット
語学学校では、その学校での指導経験のある先生がしっかりとしたカリキュラムにそって教えてくれるという安心感があります。
またクラス内でのグループディスカッションなどを通して、仲間とコミュニケーションをとっていくことで刺激を受け、集団の中で自分の力を把握することもできます。
レッスンの時間が毎週何曜日の何時からと決まっていると自分のスケジュールに合わない場合に受けられない授業が出てきてしまいます。
また集団での授業なので、授業の進み具合ややり方が自分に合わない場合に調整をしてもらうことはできません。
通学式学習に向いている人
孤独に語学学習を継続しなければならないオンラインの学習ではモチベーションを維持しづらいという方には通学式の学校がおすすめです。
また、通学式で集団の中で勉強する場合、クラスメートと切磋琢磨することで勉強意欲が湧く人にもおすすめです。
仕事などで忙しく自由な時間があまり取れない方やプライベートでも予定を臨機応変に変えたい方には通学式は難しいかもしれませんね。
フランス語学校の例を比較
オンラインフランス語学校の例 – ル・フランセ・シック(Le Français Chic)
フランス語のオンライン学習としてまずご紹介するのが、フランセ・シック
フランセ・シックはフランス語翻訳会社が運営しているフランス語専門のオンライン語学学校です。
講師は日本語のある程度できるフランス人で、Skypeを通してレッスンを行います。
レベルも日常会話からビジネス会話、仏検対策など個々のレベルに合わせて選べるようになっています。
基本のレッスンは、 50分レッスンを週に1回が基本ですが週2回やレッスンが25分のプランもあり選びやすくなっています。
50分のレッスンが1ヶ月間に4回行うAプランでも、月額(税込)12,000円で、1回あたりは3,000円とリーズナブルな料金体系です。
Super Flexibleスタイルというコースだと、1年分をまとめて買うチケットスタイルで、50分のレッスンが1,980円で行えるプランもありかなりお得です。
フランセ・シック
https://www.lefrancais.jp/cours-en-ligne/
オンラインフランス語学校の例 – フランティア(Frantière)
フランティア(Frantière)もオンラインフランス語学習のサイトです。
格安でのオンラインフランス語会話レッスンを提供している学習サイトで、オリジナルテキストを使用しながらレッスンをSkypeを使用して行います。
格安の秘密は物価差の大きいモロッコやチュニジアの講師を採用しているで、格安授業料を実現しているようです。
ホームページで講師の顔写真付きプロフィールを見ることができます。
レッスン料金はかなりお得。
36日間有効のチケット制レッスンが、25分1回で675円からとなっていて、チケットを一度に多く買うとさらに割引があります。
フランティア(Frantière)
http://www.frantiere.com
通学式フランス語学校の例 – アンスティチュ・フランセ東京
通学式のフランス語学校で代表的なところとしては、アンスティチュ・フランセ東京があります。
フランス人が多く住んでいる?といわれている飯田橋駅から徒歩7分。
フランス映画や演劇の上映、イベントなども行われ、日本でフランス人と日本人が集まれるる場所、図書館やカフェも完備のおしゃれ空間です。
改装中で2021年にはさらに素敵になりそうでたのしみですね。
アンスティチュ・フランセでは、外国語としてのフランス語教授法専門教育課程を経た講師陣を揃えていてネイティブの先生も多く、授業内容の質には期待できると思います。
フランス語の講座はレベル別に幅広く行われており、語学だけではなく文化も学べる講座もいろいろとあります。
ラテン語の講座や、チーズやワインについて学ぶ講座もあり楽しそうです!
フランス語のプライベート・レッスンもあり、東京校舎への通学では50分で1回6900円ほど。
料金は講座によって様々ですが、短期の復習講座で2時間4000円、20時間の文法講座で35,000円などです。
アンスティチュ・フランセは、東京以外にも、横浜、京都、大阪、福岡、沖縄に支部があります。
アンスティチュ・フランセ
http://www.institutfrancais.jp
まとめ
結局はどっち?オンラインか通学式か?
費用に関しては、マンツーマンのプライベートレッスンであることを比べると
オンラインの方が安いと思います。
通学式は、受講時期の決まっているグループレッスンであれば割安です。
通学式のグループレッスンは授業内容が自分にあっていてグループ授業が楽しめるのであればおすすめ!
逆にグループ授業が苦手な方は、オンラインの方がよいでしょうね。
オンラインのプライベートレッスンでは、自分と先生しかいないので、人前での発言が苦手な方で、会話力や発音力を特に磨きたいという方にはとても良いと思います。
ある程度、フランス語の文法の基礎がある方や、大学の第2外国語でフランス語をとっている方などは、オンラインのプライベートレッスンで必要な部分だけを学習していくのも効率的なのでおすすめです。